Awaji Art Circus 2025 秋プログラム

Awaji Art Circus 2025ハイライト動画

劇場公演

概要

よみがえる「平家物語」の世界 
~夢幻の戦いと響き~

【日程】
10月12日(日)・13日(月祝)
10月18日(土)~ 20日(月)
10月24日(金)~ 26日(日)
【会場】
旧アソンブレホール(淡路市)
【来場者】
約2000名以上(8回公演)
あらすじ

本公演は、『平家物語』に着想を得た幻想的な世界を、サーカス、ダンス、音楽、映像など多彩なパフォーマンスで描き出します。戦乱の世を駆け抜けた者たちの夢や記憶が、現代に風となって響くさまを、身体表現と舞台演出を通して再現します。

舞台は、平家一門の華やかな貴族文化と栄光から始まり、南都焼討の勝利と報復の悲劇、平清盛の悪夢と最期、そして一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としの勇壮な戦いを描きます。さらに、平敦盛と熊谷直実の戦い、扇の的に象徴される個人の運命と戦の無常を表現し、壇ノ浦の戦いでの平家一門の滅亡へと続きます。

波のように舞うアクロバットや光の矢のように飛ぶジャグリング、躍動する身体が戦の記憶を呼び覚まし、栄光と滅び、夢と現実が交錯する空間で物語を新たな形でよみがえらせます。観客はわくわくと心躍る新たな歴史の旅を体験することができます。

舞台上で再現される重要な歴史的な人物および出来事
平家物語の世界

平家物語(へいけものがたり)は、約800年前の日本で起きた源氏と平家(武士の二つの大きな勢力)の戦いを描いた物語です。栄華を極めた平家が、やがて滅びへと向かう姿が語られています。「祇園精舎の鐘の声」で始まるこの物語は、日本の歴史と文化を今に伝える名作です。

平清盛

平清盛(1118〜1181)は、平安時代末期に武士として初めて政権の頂点に立ち、平家の繁栄を築いた人物です。武士政権の基盤を固め、日宋貿易を活発化させて経済の発展に寄与しました。また、厳島神社の整備など文化面にも影響を残しました。一方で、平家一門を高位に登用して権力を独占し、治承三年の政変や南都焼討といった強硬な手法で反感を買いました。1181年に64歳で死去すると平家の力は急速に衰え、源義経らの反攻によって壇ノ浦で滅亡しました。清盛の生涯は、栄光と急激な崩壊を象徴するものでした。

琵琶法師

琵琶法師は、平安時代から鎌倉時代にかけて、琵琶という楽器を弾きながら物語を語る僧侶のことです。主に平家物語などを語り、戦の英雄や悲劇的な出来事を伝えました。彼らは視覚に頼らず、音と語りで聴衆の心を動かす技術を持ち、寺院や町で広く知られていました。琵琶の音色とともに、物語は感情豊かに表現され、特に平家の滅亡を描いた話は多くの人々に深い印象を与えました。彼らの演奏と語りは、戦乱の時代における人々の心の支えとなり、今も日本の伝統文化として受け継がれています。

白拍子

白拍子は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した舞踊手で、宮廷や貴族の宴会で歌と舞を披露していました。白い衣装をまとい、音楽に合わせて優雅に舞う姿が特徴で、社交界における重要な存在でした。舞いとともに歌を詠むことが多く、その芸は貴族社会で高く評価されました。彼女たちの舞は、単なる芸能にとどまらず、貴族たちの心を癒し、時には政治的なメッセージを伝える役割も担っていました。白拍子の代表的な人物としては、源義経の愛妾である静御前が知られています。

南都焼き討ち

1180年、平清盛は、南都にある大寺院が平家と敵対する勢力と結びつくことをおそれました。そこで、五男・平重衡に僧兵を討伐する命令を下します。戦の中、平家が放った火は、強風にあおられ、興福寺の大仏殿まで焼き払う大規模なものとなりました。この事件の後、僧兵への弾圧をさらに強めた平清盛ですが、翌年の1181年に謎の高熱を発して死去。人々は南都焼討に対する仏罰と噂しました。

鵯越えの逆落とし

鵯越(ひよどりごえ)の逆落としは、源平合戦の中でも有名な戦いの場面です。1184年、一ノ谷の戦いで源義経(みなもとのよしつね)は、平家を奇襲するため、急な山道から馬で崖を駆け下りました。普通なら下りられないような断崖でしたが、義経は少数の精鋭とともに思い切った行動に出て、平家軍の背後を突くことに成功。これが戦いの勝敗を大きく変える決定打となりました。この勇敢で大胆な作戦は、今も伝説として語り継がれています。

地元のアーティスト・増田薫とのコラボレーション

「鵯越の逆落とし」演目用の映像は、地元アーティスト・増田 薫とのコラボレーションで制作しました。

作品タイトル:【Light】

「もし道に迷ったら、光のさす方へ進んでほしい。どんな時も光があなたの背中を支えてくれる——そんな想いを込めた作品です。」

増田 薫

淡路島生まれ。独学で絵を学び、日本とパリを拠点に活動。「Give」の精神でインドやアフリカの子どもたちと絵を描き、作品をオークションに出品して支援活動も行う。歴史や文化、魂への敬意を込めた作品づくりを続け、説明書のない挑戦を絵描きとして歩み続けている。

一ノ谷の戦い

一ノ谷の戦いは、1184年、源氏と平家が激しくぶつかった戦いです。源氏の熊谷直実と平家の若武者・敦盛が戦場で対決し、直実が敦盛を組み伏せました。兜を脱がせると、そこに現れたのはまだ十六歳の若者の顔。戦士たちもその美しい面影に胸を打たれ、涙をのんで首を取ることとなりました。勝利の喜びはなく、直実は後に甲冑を脱ぎ、仏道に身を寄せました。敦盛が奏でた笛の音は、今も須磨寺に残り、その儚い命の物語は多くの人々の心を打ち続けています。

扇の的

「扇の的」の伝説は、屋島の海上での出来事です。平家が追い詰められ、小舟に扇を掲げて源氏に挑戦しました。その時、源氏の那須与一が弓を手に立ち、風と波に揺れる扇を冷静に狙いました。一気に放たれた矢は、揺れる扇を見事に射抜き、源氏も平家もその瞬間に息を呑みました。戦局を大きく左右したこの一矢は、与一の勇気と技術を象徴する場面として、今も語り継がれています。扇の的は、戦場の緊張感と士気を象徴するものとなりました。

壇ノ浦の戦い

壇ノ浦の戦いは、1185年、下関で行われた源氏と平家の戦いです。平家の赤旗、源氏の白旗が海上で激しくぶつかり、源義経の指揮で源氏が勝利しました。激しい潮流の中、源氏の船が次々と平家を追い詰め、平家の武士たちは海に身を投げました。敗北を悟った平家の安徳天皇も、祖母に抱かれながら入水しました。平家はこの戦いで滅び、源氏が天下を手に入れました。

脚本・演出

Elena Gradkovskaya

(エレーナ・グラドコフスカヤ)

演出家・コンテンポラリーダンサー。
ワガノワバレエアカデミー(ロシア)で 修士号を取得。
淡路島で開催される国際パフォーミングアーツフェスティバル 「Awaji Art Circus」 の芸術監督、脚本家、演出家として2017年より活動:『Gods Among Us~神々は私達の中に~』 、『Miketsukuni Memoirs~海人の旅日記~』 、『Alice in Awajiland~アリスIN淡路島』、『Living Legends of Awaji Island~よみがえる淡路島伝説の世界』を手掛けた 。

< 制作メンバー >

脚本・構成・演出:エレーナ・グラドコフスカヤ
脚本協力・制作統括:森口舞
バンド曲 作曲チーフ・作詞:大森愛弓
作曲スタッフ:韓子揚
衣装制作:アンナ・ザワツカ
衣装制作サポート:パスクアルグラウ・ジェンマ
制作:小栗稜
制作助手:林ゆかり

< 技術スタッフ >

舞台監督:小栗鉄矢
音響デザイン・オペレーション:ばらさん
照明デザイン・オペレーション:尾田侑希奈
映像制作・編集:嶋田一輝
映像オペレーション:ラツィ、須田智朗
エアリアルリガー:OGI、IPPO、Nancy、Haruka、maya、Sachi (Pirates Stunt)

< 運営メンバー >

エレナ・ブジョラ  
エレーナ・グラドコフスカヤ
中藤香  
ビティエワ・エビリナ

オープニングセレモニー

日時:10月12日(日)14時
会場:旧アソンブレホール

式次第

・開会のご挨拶
(Awaji Art Circus実行委員会理事長 南あわじ市守本市長)

・2025年活動のハイライト映像投影

・『よみがえる「平家物語」の世界~夢幻の戦いと響き~』披露

・終演

来場者のコメント

東京から来たかいがありました!こんなサーカスみたことない!!本当に芸術でした!!
(50代、男性、東京)

最初から最後まですごすぎて体にずっと力が入っていてみおわってすごくつかれていました💧演者の皆さんのすばらしさももちろんで1人1人の姿を追いかけるのに夢中ででも演出も構成もすばらしくもう本当にすてきすぎでした。平家物語のポイントポイントを押さえながら、かつ演者さんの演技もしっかりとみせ、筆舌につくしがたく。失礼ながらこの値段でこれだけのものをみせてもらえると思っていなかったので、心の準備ができておらず、ものすごいアートのパワーに圧倒されてしまい、言葉が出てきませんでした。
(50代、女性、兵庫)

ものすごくよかったです。素ばらしいというしかないです。かたり、歌、ダンス、こんなにすてきなステージは久しぶりです。感動しました。藤崎先生、他皆様ありがとうございました。
(70代、女性、兵庫)

全部すごすぎて拍手するタイミングが分からなかった。それぐらいすごかった。残りの公演も是非見たいと思います。今日の公演は本当に一生の思い出になると思います。またここでやってください。マジですごかった!!
(10代、男性、淡路島)

今までに見た事のないサーカスと舞台でとても感動しました。すごく良かったです。またみたいです。
(40代、女性、大阪)

とりはだが止まりませんでした。
(30代、女性、淡路島)

すごい迫力でした!観ていて涙うるうるしながら見てました!音楽も演ぎもバレエ、ダンスも1つ1つすごかったです!演出もよかった。後ろの映像もよかった!
(20代、女性、埼玉県)

学校公演

<目的>

Awaji Art Circusは2016年から学校出張公演を実施。本プログラムを通じて、次世代の文化芸術の理解を深め、子どもたちの視野を広げることを目的としています。

同時に「パフォーマー」としての働きや生き方についても理解を広め、様々なパフォーマンスを鑑賞することで、パフォーミングアーツに対する理解が深まることを目指します。

2016年から2025年までの間に、淡路島3市の小中学校で計66公演を実施しました。

<内容>

国内外のアーティストによるオリジナルショー & 運動系ワークショップ

<対象>

淡路島の小中学校(各市の教育委員会経由で案内を受け、応募した学校にて出張公演を実施)

<実施学校&日程>(島内の8校)

9/19(金) 淡路市立北淡小学校
9/19(金) 淡路市立大町小学校
9/22(月) 淡路市立浦小学校
10/15(水)洲本市立加茂小学校
10/15(水)洲本市立第三小学校
10/16(木)洲本市立堺小学校
10/21(火)南あわじ市立湊小学校
10/22(水)南あわじ市立賀集小学校

<参加児童数>

約1600名(児童の他、近隣の保育園の園児、保護者も参加)

淡路島内外のイベントへの出演

特別イベント① イオン淡路店でのパフォーマンス

10月12日から開幕する「平家物語」公演に先立ち、地域の皆さまに一足先にパフォーマンスをお届けする特別ショーを開催しました。

今回のイベントでは、アクロバット、ジャグリング、バランス芸など、多彩な演目が次々と披露され、会場は大きな歓声と拍手に包まれました。大人も子どもも思わず見入ってしまう迫力と楽しさで、イオン淡路店がまるで小さなサーカス劇場のような雰囲気に。

「平家物語」本公演に向けて、出演アーティストたちのエネルギーと魅力を存分に感じていただける内容となり、立ち止まって観覧されるお客様も多く、地域の皆さまの温かい応援を強く感じるひとときとなりました。

日時:9月20日(土)11時~12時
会場:イオン淡路店

特別イベント② 『ひょうご楽市楽座』への出演

大阪・関西万博期間中に兵庫県主催で開催された「ひょうご楽市楽座」において、10月11日(土)の「淡路島デー」に、あわじアートサーカスの全アーティストが特別ステージに登場しました。

多くの来場者が集まり、迫力あるパフォーマンスに大きな歓声が上がりました。海外アーティストに披露される多彩な演目を観客が大いに楽しみました。今回のイベントを通じて、淡路島とあわじアートサーカスの魅力を多くの方に知っていただきました。

日時:10月11日(土)16:40 ~ 17:20
会場:尼崎フェニックス事業用地
来場者:約1000名

特別イベント③ アーティストと学生との交流会

英語を学んでいる学生を対象に、アーティストと英語で交流できるイベントを実施しました。

対象:10人以上の団体

参加者:
神戸女子大学の学生の皆様
AIE国際高等学校の学生の皆様

費用: 無料(公演を観劇された方限定)

内容:
・英語での自己紹介
・アーティストへの英語質問コーナー
・アーティストから学生への質問
・集合写真撮影

学生の皆さんは、一生懸命英語で質問したり会話をしたりと、積極的にコミュニケーションを取っていました。今回出演したアーティストは全員、英語を母国語としないメンバーだったため、さまざまなアクセントの英語に触れる貴重な機会となりました。
世界共通言語としての英語の重要性を、改めて実感する場になったと感じています。

参加者の感想

Aさん
「交流会では、外国人パフォーマーの方々が質問に丁寧に答えてくださり、その際に垣間見えた和やかな雰囲気がとても微笑ましかったです。また、私自身は英語が未熟で、すぐに思うように言葉が出てこない場面もありましたが、これからはたどたどしくても勇気を持って思いを伝えていきたいと感じました。」
(神戸女子大学・国際教養学科4年生)

Bさん
「 外国人パフォーマーの方々と交流ができて、嬉しかったです。仕事の好きなところや、サーカスをはじめたきっかけ等を教えてくださり、感銘を受けました。私はサーカスについてあまり詳しくないかもしれませんが、皆さんがどのように経験を語るかを聞くのは、とても興味深いものでした。」
(神戸女子大学・日本語日本文学科留学生)

その他のイベントへの出演

おひさママルシェ(香川県)

MobiWell Awaji(淡路市)

みらフェス 秋まつり(洲本市)

アーティスト対象の文化体験プログラム

Awaji Art Circusのミッションは、淡路島の活性化に貢献することです。そのミッションを達成するため、アーティストはさまざまな会場でパフォーマンスを行うだけでなく、地元の魅力や文化を自ら体験し、淡路島の魅力を世界へ発信しています。アーティストに多様な体験をしてもらうため、特別な観光・文化プログラムを用意しました。

淡路島の魅力をより深く感じてもらうため、アーティストたちを島内のさまざまな場所へ案内しました。訪れた場所には、歴史あるイザナギ神宮、安藤忠雄氏による建築作品・淡路夢舞台、奇跡的な自然現象として知られる鳴門の渦潮、絶景が広がる若人の広場公園、あわじ花さじきなどがあります。また、日本文化や地域資源への理解を深めてもらうため、吹き戻し作り、匂い袋づくり、和太鼓体験など、数多くのワークショップも実施しました。

あわじ花さじきの見学

イザナギ神宮の正式参拝

うずしおクルーズ体験

源平合戦のゆかりの地・須磨寺の見学

若人の広場公園の見学

洲本城の見学

吹き戻し作り体験

淡路夢舞台の見学

匂い袋づくり体験

和太鼓の体験

神戸女子大学の訪問・交流会・日本文化体験

文化プログラムの一環として、アーティストは交際交流を積極的に進めている神戸女子大学を訪問しました。

交流会の冒頭にAwaji Art Circusのパフォーマー2名がバトントワリングとマーシャルアーツのパフォーマンスを披露し、会場は大いに盛り上がりました。その後、スイス人ダンス講師によるスイングダンスのワークショップを学生と一緒に体験。

交流会後は、書道・茶道・スポーツウェルネス吹矢など、日本文化体験にも参加。学生のサポートを受けながら、パフォーマーたちは初めての書道やお茶席、そして新しいスポーツにも挑戦し、どの体験もとても楽しんでいました。

今回の訪問は、学生にとって国際交流を深める貴重な機会となり、AACパフォーマーにとっても日本文化への理解が広がる素晴らしい時間となりました。

アーティストによる情報発信

アーティストは、淡路島での日々の体験や出会いを、投稿やストーリーズを通して継続的に発信しました。パフォーマンスの様子だけでなく、島の風景や文化、人々との交流なども紹介することで、日本国内外のフォロワーに向けて、淡路島の魅力とAwaji Art Circusならではの世界観をリアルに届けました。

新聞およびインターネットへの掲載

Awaji Art Circusの取り組みは、テレビ、新聞、情報誌、インターネットメディアなど、さまざまな媒体で紹介されました。
新聞では、神戸新聞、読売新聞、産経新聞に掲載され、淡路島を舞台とした国際的な芸術活動や地域との関わりについて広く発信されました。

また、インターネット上では、全国・海外向けのニュースサイトや地域情報サイト、カルチャー系メディアなど、多様なプラットフォームに取り上げられました。これにより、日本国内のみならず海外の読者にもAwaji Art Circusの活動や淡路島の魅力を届ける機会となりました。

読売新聞 2025年9月

産経新聞 2025年9月18日

神戸新聞 2025年10月

後援団体

外務省、観光庁、国際交流基金、日本政府観光局(JNTO)、淡路市、淡路市教育委員会、洲本市、洲本市教育委員会、南あわじ市、南あわじ市教育委員会、一般財団法人淡路島くにうみ協会、一般社団法人淡路島観光協会、神戸新聞社、サンテレビ、ラジオ関西、Kiss FM KOBE

認定

公益社団法人企業メセナ協議会「This is MECENAT 2025」

協賛企業

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Awaji Art Circus 2025 秋プログラム
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