SUMMARY 2016
- 日時
- 2016 年10 月1 日(土)~ 10 月30(日)13:00~16:00
※定休日:火曜・水曜 - オープニングイベント
- 2016 年10 月1 日(土)
クラフトサーカスにて - クロージングイベント
- 2016 年10 月30 日(日)
国営明石海峡公園にて - 場所
- 淡路市内の12ヶ所(淡路ハイウェイオアシス、北淡震災記念公園、兵庫県立あわじ花さじき、ミエレ、道の駅東浦ターミナルパーク、のじまスコーラ、淡路夢舞台、兵庫県立淡路島公園、洲本市民広場、淡路ファームパークイングランドの丘前、美菜恋来屋、クラフトサーカス)
※2015年のアートサーカスと異なり、パフォーマンス会場は淡路市だけではなく、洲本市と南あわじ市も加わり淡路島全体に広がりました。公園、レストラン、カフェ、道の駅、物産館、広場などがパフォーマンス会場に変貌しました。 - 参加アーティスト
- 世界11ヶ国出身の14組(26名)
- 主催
- Awaji Art Circus実行委員会
- 企画
- 株式会社パソナグループ
- 後援
- 外務省、観光庁、日本政府観光局(JNTO)、国際交流基金、淡路市、淡路市教育委員会、洲本市、洲本市教育委員会、南あわじ市、南あわじ市教育委員会、フランス大使館、フィンランド大使館、オランダ大使館、ドイツ連邦共和国総領事館、ジンバブエ共和国大使館、在日ウクライナ大使館、在日ルーマニア大使館、セルビア共和国大使館、在日オーストラリア大使、在日ロシア連邦大使館、スペイン大使館、神戸新聞、サンテレビ、ラジオ関西、Kiss FM KOBE、一般財団法人くにうみ協会、一般社団法人淡路島観光協会局
※「This is Mecenat 2016」として認定されました。
※文化庁の「関西元気文化圏参加事業」として認定されました。 - 協賛
- 洲本温泉事業協同組合、 JAあわじ島/美菜恋来屋、 ユーアールエー株式会社(淡路ハイウェイオアシス)、 淡路ファームパーク イングランドの丘、 株式会社鳴門千鳥本舗、 淡路信用金庫、 北淡震災記念公園、 株式会社八嶋組、 本四海峡バス株式会社、 常盤興業株式会社、 ジョイポート南淡路株式会社、 株式会社ショーゼン、 ビューテック株式会社、 株式会社薫寿堂、 株式会社住吉屋、 淡陽信用組合、 プライミクス株式会社、 マトヤ楽器、 有限会社うづ志ほ名産店、 竹原物産株式会社、 かわばたみそ有限会社、 淡路市商工会 (淡路島ええもんうまいもんフェア)、 淡路じゃのひれアウトドアリゾート、 鮎原物産株式会社、 くにうみ神話のまちづくり実行委員会(淡路伝統芸能祭)、 ウエストコーストぐんげ商店街協同組合(がいな開運まちアソビ)、 淡路クレーン株式会社、 AIE国際高等学校、 有限会社登 製作所、 あわじ文化村協議会、 たこ姿焼「やま高」、 ムネ製薬株式会社、 伊丹産業株式会社、 冨士吉田石油株式会社、 砂田設計事務所、 株式会社 善太、 株式会社淡路紙料センター、 北坂養鶏場、 マルハ物産株式会社、 一般財団法人五色ふるさと振興公社ウェルネスパーク五色、 吉田土地家屋調査士事務所、 有限会社くろだ、 株式会社有吉工芸、 株式会社パソナ、 ビーウィズ株式会社、 株式会社パソナ岡山、 株式会社パソナキャリア、 株式会社パソナふるさとインキュベーション、 株式会社アートリボン、 株式会社パソナ農援隊、 株式会社エコLOVE、 パソナ・パナソニックビジネスサービ株式会社、 株式会社ケー・アイ・エス、 株式会社ベネフィットワン、 株式会社アニメエッグ、 キャプラン株式会社、 株式会社パソナライフケア、 株式会社パソナマーケティング、 株式会社パソナフォスター、 株式会社日本雇用創出機構、 株式会社パソナロジコム
- クラウドファンディングにご協力くださった方々
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頼 昌輝、木下 加代子、米田 英之、平間 祐子、楠浴 朋子、道嶋 彩夏、藤原 弘道、田近 エレナ、坪田 潔、長畑 久美子、仲瀬 裕子、中野 生穂、中尾 慎太郎、太田 実、村野 慶多郎、石田 正則、秦 康雄、森 一誠、植村 昭雄、上斗米 明、松本 数馬、松村 卓司、小川 透子、小山内 直、小田航平、三ツ田 梓、堺 精一、根本 恵介、高橋 康之、高関 健、近藤 靖文、桐間 貴子、久保 初穂、吉田 善充、喜田 憲和、岩佐 実、加藤 正博、加藤 里帆、塩沢 亮、遠田 節、永野 奈央、深澤 旬子、Obata Yoshiki
※順不同
地元のイベントに参加 / 地域住民と交流事業
2016年、Awaji Art Circusのアーティスト達は島内数会場でパフォーマンスを行っただけではなく、地元団体や商工会などが主催するイベントに出演しました。これらのイベントは海外アーティストと淡路島の人達が出会う場となり、芸術・文化の交流を促しました。珍しい外国人アーティストに、多くの方が足を止め声をかけて下さったりと、彼らは淡路島で注目の存在となりました。イベントでの出会いをきっかけに、その後も長く続く交流関係、そして深く暖かい友情関係が生み出されたことも多々ありました。
Awaji Art Circusのアーティスト達の参加によって、地元のイベントはより活気にあふれ賑やかなものとなりました。こういった活動は淡路島の文化発展に繋がり、地域の国際化の起爆剤にもなります。
2016年の地元イベントへの参加は淡路伝統芸能祭から始まりました。アーティスト達は日本の発祥地と言われる淡路島にあるイザナギ神宮で参拝し、奉納パフォーマンスを披露しフェスティバルが始まりました。聖なる場所である淡路島ではすべての活動は神様へのご挨拶から!
その後は、「そば花まつり」、「道の駅祭り」、「 洲本arukanka」、「秋のふれあい青空市」、「にんぎゃか福良ンド(ふくらんど)」、「がいな開運まちアソビ」、「淡路島ええもんうまいもんフェア」などのイベントにも参加して、ダンス、サーカス、歌、足長パフォーマンス、サンバ演奏などを披露しました。
小学校へのデリバリー公演 / 小学生と国際交流
2016年のもう1つの大きな取り組みは小学校・幼稚園・保育園へのデリバリー公演です。
なかなか生で見ることができない海外のアーティストのパフォーマンスを子どもたちに届けて、異文化と英語に触れる機会を作りました。世界のハイレベルなパフォーマンスを目の前にすることによって、子ども達の視野が広がり、世界を相手にできる人材に育っていくでしょう。小学生達は大きな拍手でアーティスト達を迎え、公演中にゲラゲラ笑ったり、珍しい技に驚いたり、終わった後アーティストと写真を撮ったり、一緒に昼食を食べたり交流しました。そして、アーティスト達はパフォーマンスを披露しただけではなく、母国の文化や習慣について話して、子ども達は世界についての知識を増やしました。
- 実施場所:
- 淡路市立浦小学校、淡路市立育波小学校、淡路市立生穂小学校、淡路市立石屋小学校、洲本幼稚園、洲本市立大野幼稚園、洲本第2小学校、洲本市立大野小学校、洲本市立鳥飼小学校、南あわじ市・洲本市組合立広田小学校、南あわじ市立阿万小学校、AIE国際高等学校。
- 合 計:
- 12公演
- 参加者:
- 約2400名
アーティストの日本文化体験 / アーティストによる情報発信
参加アーティストはフェスティバルの期間中にパフォーマンスを披露するだけではなく、日本、そして淡路島について勉強し、その情報を世界に伝える“メッセンジャー”、日本と母国との”架け橋”にもなりました。アーティスト達には淡路島のあらゆる場所で、自然、文化、地域資源の魅力を体験してもらいました。
阿波踊り、日本舞踊、和紙作り、茶道、そば作り、淡路人形、鳴門うずしお、お琴、吹き戻しの体験を通じて彼らの日本についての知識が深まり、日本がより身近な存在になりました。母国に帰っても彼らは日本・淡路島のメッセンジャーとして活動を続け、地域のPRに貢献しています。講演会、レクチャー、ワークショップを開いて、日本での経験について話し得た知識を共有しました。
Awaji Art Circusのおかげで日本への興味が深まり、母国で日本語講座、日本文化講座の受講生になった人もいます。アーティストの情報発信によって日本・淡路島の認知度が上がり、海外からの観光客が増えることが期待できます。
滞在型創造活動(アーティスト・イン・レジデンスプログラム)
2016年に招聘した26人の参加アーティストは全員同じ宿泊施設で協同生活を送りました。11ヶ国出身の彼らはアートのジャンルも、経験も、知識も、バックグラウンドも異なりましたが、お互いに刺激し合い、影響されました。
このような多様性溢れる環境のお陰で、アーティスト達は深く交流し、経験を交換して、様々なコラボレーションを生み出しました。このように、日本のローカルな場所が世界文化の発信拠点となりました。
参加アーティスト達はお互いに経験交換を行うだけではなく、日本の芸術家とも深く交流しました。
2016年アーティストは、淡路島を拠点としている和太鼓グループ「鼓淡」とワークショップを重ね、協同制作を通して、新しい舞台作品を作りました。和太鼓 × サンバ、和太鼓 × ウクライナ民謡、和太鼓 × ベリーダンス、和太鼓 × コンテンポラリーダンス。海外と国内のアーティストの交流を通して生まれたコラボレーションは様々で、お互いに表現の幅をぐんと伸ばしました。
そして、フェスティバルの最終発表の場であるクロージングイベントで、海外アーティスト全員と和太鼓グループによる協同パフォーマンスが披露され、表現の素晴らしさで観客を魅了しました。その中で最も注目すべきは、フィナーレの曲でした。ルーマニアからのBarbaross Samba Groupは淡路島での経験を歌詞にして、新しい曲を作りました。それに合わせて和太鼓、ダンスのパートも作られ、ウクライナのボーカルグループも加わり、全員が舞台に上がる最高のパフォーマンスとなりました。